あなたはどのくらいの英語レベルを身につけたいですか?
まずは目標設定をしてみましょう。
高い目標設定は大切です。
でもそれ以上に、そこまでの通過点の設定も、
英語学習を続ける上でとても大事だと考えています。
大きな山を登頂する際、
いきなり山頂まで一気に行く人はいないのではないでしょうか。
英語学習もそれと同じ事が言えます。
自分の最高の理想の姿を描きつつも、
そこに到達できるように着実に前進できているという実感が、
理想を叶えるための勉強を続けていく上で
やりがいと勇気を与えてくれます。
自分自身と相談しながら通過点を目指し、
自分と約束した通過点を通過できた自分をその都度ほめて、ねぎらいましょう。
1. 理想的な最終目標(最終的に手に入れたいTOEICスコア)の設定
「この点数くらいあったらいいなあ」という最終の理想を考えましょう。
TOEICは990点満点です。
こんな高いTOEIC点数を実現できるだろうか・・・と不安にならず、
自分の理想をためらわず設定しましょう。
もしも何でも叶うとしたら、何点取りたいでしょうか?
2. 現在地(現時点のTOEICスコア)の把握
その次に、現在レベルの点数を見積もりましょう。
まだ受験したことのない方は、
「今の自分ならこれくらいのスコアならいけるだろう」という現在レベルのスコアです。
参考までに、英検2級で、TOEIC600点前後に相当します。
英語をよく使う環境にいらっしゃる社会人の方でしたら、
少なくともTOEIC800点前後の英語運用能力が求められます。
人間の心理的なものとして、
持っている経験や価値を実際より良く見積もることは、
どんな場面(例えば査定評価など)でも起こりえると言われます。
自分のレベルの見積もりが正しいか、
まだTOEICを受験をされたことがない人は受験し、
ご自身のTOEIC点数の現在地を把握しましょう。
3. 現実的な通過地点(現実的に狙えそうなTOEICスコア)の設定
「このスコアまでなら何とかがんばれそうだ」という現在のレベルから判断した、
現実的な目標点数をいくつか設定します。
つまり、②~①の間にくるスコアのことです。
TOEICには、GMATのように、「受験によるペナルティ的リスク」はありません。
(何度TOEICを受けても、過去のスコアを参照されるということはありません。)
是非、年に1~2回、定期的に受験して、
実際の試験結果で進捗を確認しましょう。
TOEICの実試験に慣れることも、
TOEIC点数アップの戦略の1つです。
遠めに目標地点を設定しておけば、少なくともその手前くらいには必ずたどり着けます。
無理せずあせらず進んでいくこともポイントです。
コーチ 伊賀 みさえの投稿ページに来てくださってありがとうございます
言葉やコミュニケーションを通じて日本や海外の人々の生活の質を高めることを大切にしています
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