フランスに住んでいると、
日本の英語教材の充実ぶりがとてもうらやましくなります。
フランスの、FNACのような大手マルチメディアストア(書店)の英語コーナーに行っても、
日本の書店ほど教材が充実しているのを見たことがありません。
FNAC最大面積と言われるLes Halles内FNACと、
パリ近郊の大規模ショッピングモールVelizy内FNACに行っての感想ですが、
どちらの書店も約1メートル幅の棚1つに、
TOEIC問題集・TOEFL問題集・通訳・ボキャブラリーなど各カテゴリの教材が
各10~20冊ほど置いてあるだけでした。
近いうちに、パリ5区・ソルボンヌ大学近くにある書店、Gibertにも足を運んでみようと思います。
フランス人はみんなどうやって英語を勉強しているのか不思議です。
日本の英語教材や英語学習環境は非常に充実していますが、
海外に出たとたん、その環境がなくなるのはもったいないことです。
そこでいくつか日本の英語学習環境を海外でも再現する方法を以下にご紹介します。
駐在先や英語圏外の留学でも、
日本のような英語学習環境を保ちながら、
英語学習を継続したい場合に参考にしてみてください。
1.VPN環境を整える
版権などが関わる日本の動画配信メディアや音声配信メディアは、
日本国外のIPアドレス(あなたのインターネット上の住所のようなもの)からのアクセスを
はねつける(受け付けない)システムになっているところが多いです。
そこでVPNを経由して、海外にいながら、日本国内のIPアドレスを使用することで、
日本の英語学習コンテンツにアクセスできるようになります。
時々、VPNの使用の合法性に対する疑問をインターネットで見かけますが、
VPNの使用自体は、特定の国を除き、合法のようです。
学術研究目的で無料VPNを提供しているところがありますが、
インターネットの接続スピードが格段に遅くなります。
現在自宅で使用している、有料のVPNサービスは、スマホでもタブレットでもPCでも使え、
接続スピードにも問題が無く非常に快適に使えています。
NordVPNを使っています。
VPN環境のお陰で、フランスにいながら、
NHKラジオの英会話番組のインターネットストリーミング
を利用しています。
2.amazon.jpとkindleを入手する
amazon.jpのアカウントとkindleがあれば、
海外にいてもamazon.jpで販売されているkindle版英語教材を購入することができます。
私はフランスのamazonでkindleを購入し、amazon.jpに接続してkindle本を購入しています。
ちなみに、amazon.jpへのアクセスはIPアドレスに影響を受けないようで、
VPN接続が無くてもamazon.jpを利用可能です。
以上、海外にいながら日本の英語学習環境を整える方法についてお知らせしました。
フランスで英語学習教材が豊富なお店や、
あなたが海外でしている英語学習の工夫があれば教えてくださいね。
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