2月22日と23日はパリ日本文化会館にて穐吉敏子ジャズコンサートです。22日はソロで、23日はトリオとconservatoire de parisのジャズバンドの2構成。当初、彼女のご主人も演奏予定だったのですが急遽都合で不参加となったようです。
ソロのピアノをコンサートで聴くのは初めてで、綺麗なピアノの響きに感動。コンサート会場の第一列目で彼女の演奏している時の指や足の動きや息の仕方が見れ、特に鍵盤を弾く時の丸くすぼまった手の動きはとても綺麗でした。約2時間の演奏の間には、「一時、ジャズピアニストを止めようと思ったこともある。アメリカで家賃も支払えなくて毎日取り立てがくるほどだった。でもある一人の人によりカナダへのコンサートへの機会を得、こうやって今もジャズに貢献している。」というエピソードも。フランスへ来るのは久しぶりということでした。
パリ日本文化会館 館長の中川正輝さんが、コンサート開始前に穐吉敏子さんの紹介を、観客と穐吉さん両方が分かるようにと英語でされたのですが、中川さんのとても豊かな表現の英語にも感動でした。
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