私が新興国について意識して考えるようになったのは、当時、尊敬する先輩から誘われて、映画「ナイロビの蜂」を見てから。
私たちが商品にお金を払ったとして、その経済効果はどこまで続くのだろう。
映画「ナイロビの蜂」は新興国で新薬を提供する製薬会社の実体を暴くため、将来が期待された地位にいる夫に対して密かに一人で立ち向かい、製薬会社の権力の果てに現地の青年数人の手で海辺で殺害されてしまうという一人の女性の話。
ストーリーは、ル・カレの小説が原作で、主人公のモデルがいるとはいえ登場人物もストーリーもフィクションですが、映画のオープニングシーンは本当のアフリカ最大のスラム街、キベラを映しています。
「ケニアでは1500万人が1日90円で生活しているが、キベラの多くの住人は40円のバス代が払えないために、徒歩で仕事の行き帰りをしている。」-ナイロビの蜂 Production noteより
詳しくは公式サイトhttp://www.nairobi.jp/でご覧いただけます。
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