こんなこと、飽きずにいっぱいやった高校時代。
あのとき学んだことが今に活きるとは自分で自分にびっくりです。
当時の英語の先生方が教えてくださったことを、
フランス現地校に通う中学生の息子にも教えています。
私は学生の頃、塾に行くのを母親から反対されていて、
もともと私を進学校や大学に行かせる気もなかったからだと思いますが、
「塾に行く代わりに、独学しなさい」といつも言われて育ってきました。
どんなことが分からないのか、
分からないときにどうすればいいのか、
といったことや、
どうすれば自分で気が付けるか、
自分で考えられるようになるか、
といった視点を持てるようになったのは
独学を求められた小さい頃の環境があったからだと思います。
そのお陰で、英語が苦手で嫌いだった中学生の息子でも
英語の練習問題をすいすい解けるようになりました。
これも、当時授業で
英文法を徹底して教えてくださった
先生たちのお陰です
(細かなことを教えるのって飽きないのかなあと、
今思えばとても失礼なことを、
授業を聞きながらよく思ってた)。
覚えることはそこそこに(覚えるだけではおもしろくないですよね)、
実践(練習問題)で確かめながら、
弱いところ・理解できていないところをあぶり出し、
弱いところを再確認し、
間違えた練習問題をまた解く。
その繰り返しで物事は身についていくし、
この方法は、英語だけではない、
どんな科目・物事にも応用が利く方法です。
ビジネスでいう、PDCAサイクルと似ています。
フランスで生活するなかで、
今までも何となくそう感じる場面が
しばしばあったのですが、
気のせいかと思っていましたが
でも、やっぱり気のせいではありませんでした。
日本の英語文法教育の質はとても高いのです。
ちょっと話はそれるけど、
文字が読めることや、
教育を受けられることって
当たり前ではない、素晴らしいことなのです。
フランスで生活してて、そんな場面に時々遭遇します。
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