稽留流産後の妊娠 妊娠糖尿病の過ごし方

稽留流産から3ヵ月後、ありがたいことに思いもよらなかった赤ちゃんを授かることができ、
その後も順調に経過しています。
妊娠33週目(33 semaines d’aménorrhée)に入りました。


一度流産を経験すると、安定期に入っても不安な気持ちがいつも頭をよぎりますが、
そんな時は思い直して、健康に生まれてくる姿を想像するようにしています。

血糖負荷の検査で妊娠糖尿病と診断され、約2ヶ月の食事療法を経て、今日は内分泌科 (Endocrinologie)の先生との2回目のアポでした。

私の体重は、先生との前回のアポから2ヶ月間で0,6kg増えたのみ。また1週間ほど前に行った3回目の超音波検査で胎児の成長値が正常範囲と判り、出産まで引き続き食事療法継続です。

食事療法といっても私の場合、難しいのは好きなアイスや、間食・食後に市販の菓子類やデザートを制限することくらいで、比較的無理なく過ごせています。食事療法を処置されて以来、お腹の膨張スピードが目に見えて緩やになり、自分の体への負担を減らすことにもなりました。

以下、行っている食事療法の一部です。

  • 朝食:糖分が含まれるシリアルをやめ、穀物パン50g(約2切れ)とバターに変更。オレンジジュースをやめ、レモンの水割りで水分補給。
  • 昼食:お肉か魚、あるいは卵2個を主食に。じゃがいも・白米・パスタ・パンなどの炭水化物は150gの制限内に抑え、緑黄色野菜や生野菜は好きなだけたっぷりと。デザートはフルーツ1個程度ならOK。
  • 夕食:昼食と同じ。
  • 間食:10時頃と16時頃に、フルーツと無糖ヨーグルトを一緒に摂るならOK。特に16時は間食を推奨。

つまり、妊娠糖尿病の食事療法の要は、急激な血糖値上昇を防ぐ事、のようです。

今日は、引き続き行う妊娠糖尿病の食事療法の補助として、血糖値検査器具を病院から貸してもらえることになりました。購入を考えていたところでしたので好都合でした。処方箋があれば、薬局でも無料で貸し出ししてもらえると聞きました。

こんな器具です。貸してもらえたのはBayerのContour XT。

コンパクトで、携帯可能です。


使い方も簡単で、ピストン状に出てくる専用の針を指に刺し、出血した部分を計測器具に当てるだけ。
約5秒で血糖値を診断できます。
針は縫い針よりも細く、一瞬のことなので、指しても痛みはほとんど感じません。

このような家庭用血糖値検査器具は簡易検査用途のため、ラボでの検査に比べて結果の信頼性に多少バラつきがあるそうですが、目安には十分ですし、安心感も得られます。
出産日まで、毎食2時間後の血糖値をメモしていくことになりました。

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