短編自叙伝 Simone de Beauvoir, Une mort très douce

Simone de BeauvoirのUne mort très douce。

彼女の母の死後に書いた短編自叙伝。
行間から、母親に対する優しさや葛藤やもどかしさや、やるせなさを感じました。

「君の母が事故に遭った」

「そんな。もしかして、バイクの下敷きに・・・」

という電話シーンから物語が始まり、歯切れの良いテンポでストーリーが進んでいきます。
その後すぐに、実は住んでいるアパートの階段での転倒だったということが分かるのですが、
その母が入院し、がんに侵されていることが分かり、
今までの母なら陽気で勇敢な母だったのに、
入院する日が長く続くうちに嫉妬や弱さを表し始め・・・

1908年生まれの彼女は今年生誕100年。
今年はじめ、フランスのニュースや雑誌は彼女の話題でもちきりでした。
Une mort très douceは1964年に出版されました。

ウィキペディア シモーヌ・ド・ボーヴォワール
はてなダイアリー シモーヌ・ド・ボーヴォワール
Wikipédia Simone de Beauvoir
Wikipédia Une mort très douce

■読みたい本
Simone de Beauvoir Le Deuxième Sexe, tome 1 : Les faits et les mythes
Simone de Beauvoir Le Deuxième Sexe, tome 2
Simone de Beauvoir Mémoires d’une jeune fille rangée
Simone de Beauvoir Tous les hommes sont mortels
Michel Déon Un parfum de jasmin

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