「ここに来るとなんかすっきりする。」
ピアノしかない、温かい陽が差す、
柔らかい雰囲気の白くて広い空間。
床は乱貼りか、ヘリンボーン貼りのフローリングで、
白樺のような白か、木の温かみを感じるナチュラルカラー。
学校帰り、
気が向いたとき、
嫌なことがあったとき、
なんかさみしい・もやもやするって思ったとき、
近所の子どもたちが
ふらっと立ち寄る場所。
そこにはSteinway & Sons (スタインウェイ・アンド・サンズ)の
白いグランドピアノがあって、
ピアノを聞いたり、
ピアノを触ったり、
学校の宿題がわからなかったら
聞いてくれてもいいし
子どもたち同士で教えあってくれてもいい
家の庭で適当に遊んでくれてもいい
気が済んだら
安心を感じて家に帰ってくれたらいい
いつも遠くから、田舎にまで足を運んでくれる
長年お世話になっている腕のいいピアノの調律師さんに
「だいぶ傷んできましたよねぇ。
いつまで持つかわかりませんが
一応ちゃんと直しときましたよ☺️」
と毎回言われながら。
同じことを言われて、もう5年。
私はその頃、80歳くらい…☺
今から約40年後の未来のお話です。
「何のためにピアノを弾くのか?」
「何のためにピアノを弾くのか?」
ピアノを始めて約3年目です。
大人になってから始めました。
少し先の理想の大きな未来を想像しながらピアノを弾いています。
ピアノを始める前には「上手になりたい」以外の理想はありませんでしたが、
今ではその未来がピアノを弾く原動力になっています。
綺麗なピアノの音は心がリラックスします。
だからその頃までに、
演奏を聞く人を癒す、綺麗な音を奏でられるように。
あなたなりの楽しみと理由を見つければいいと思うのです。
それが十分、物事を始める・続ける動機になります。
続かなくてもいいじゃないですか、
初めて見ないと続くかどうかはわかりません。
挑戦したことが次の扉を開いてくれます。
今使っているYAMAHAの白い電子ピアノは、
1年も経たないうちに、元の持ち主の手を離れたそうです。
未来の話は続き、
いつでも、早朝でも深夜でも、
好きな時にスタインウェイ・アンド・サンズの白いグランドピアノを弾きたいから、
人里離れた山の中が理想的。
誰でもいつでも気軽に入れるように、中にいても安心を感じてもらえるように、
開放感のあるガラス張りで、天井が高い空間。
大好きだった亡くなった祖母が暮らしていた家を
リフォームできると理想的だけど、
祖母の家はご近所さん同士が近い。
外と内の繋がりを感じていたいから防音・遮音空間にはしたくない。
そのスペースがある家は
映画「Twilight」でドビュッシーの「月の光」を弾いていた時に映る家くらい緑に囲まれている家や、
蒜山高原の森の中に建設されたカフェ・ホテル「もりくらす」のイメージに近い。
ただ、人里離れると子どもたちがふらっと立ち寄れる場所ではなくなってしまう。
どうしたものかなぁ…🤔
あなたの原動力は何ですか?
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