転居先の賃貸マンションにキッチンキャビネットを持ち込む必要があり、
タイミングよく30年来のキッチンキャビネットを譲り受けたため、
ペンキを使って好みのスタイルにリメイクしました。
220センチ高キャビネット用扉2つ、60cm幅キャビネット用扉パネル3つ、35センチ幅のキャビネット用扉パネル4つ、計9点を、マンションの自宅で1週間ほどで仕上げました。
リメイク前
フランスの70~80年代のキッチンによく見かけるスタイルのキャビネットです。正面にはオーク材が使われています。
リメイク後
堅く重厚感あるオーク材の特徴を活かし、昔ながらの雰囲気と同時に温かみと開放感あるキッチンをイメージして仕上げました。
取っ手には、時代を感じさせるようなスタイルの、艶のあるゴールドを選びました。
天板
天板には大理石調の加工がほどこしてある天板を選びました。
白を基調に、薄いグレーやベージュが降ってあり、白一色よりも柔らかい雰囲気になります。
ペンキと刷毛
今回使用したペンキは、Rust-Oleumから発売されているEffet Poudré Peinture pour meubleの、
Eucalyptus(ユーカリ)色を使っています。
ミントグリーンとブルーの中間の、みずみずしい色です。
ティファニーブルーの明彩度を上げたような印象です。
木の質感がきちんと出るよう、毛先にばらつきのある40番のハケを使って2度塗りしました。
工業用洗剤を使ってキャビネットの汚れをしっかり除去&乾燥させた後、ペンキを塗装します。
プライマーは使用していません。ペンキの着きを良くするため、キャビネットに240番のサンドペーパーをペンキ塗装前に軽くかけました。
密着力とカバー力のあるペンキです。
トップコート
しみや油汚れを防ぎ、手入れしやすくするために、Liberonから発売されている、「La protection surface peintes 」のトップコートを30番のハケで2度塗りしました。トップコートはSatinをチョイス。自然な艶が出るタイプです。
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