カルティエ パリ本店で、
時計の試着をさせていただきました。
初めて入ったCartier(カルティエ)本店。
「まずは店内をどうぞご覧くださいね」
と入口にいたスタッフの方に案内され、
デコレーションやステーショナリー、
アクセサリーをゆっくり眺めていたら、
白髪の、60代くらいの紳士が
接客に来てくださいました。
体の奥底深いところから
ゆったりと呼吸をされていて、
物腰の柔らかい、
圧倒的な包容力のある方です。
要件を伝えようと、
一言目がつい早口になってしまったのですが、
彼の話す様子を見て、
この場はこの方にまかせてしまおう
と思いました。
彼の醸し出す雰囲気は
真似したくても
きっとすぐには届かない、
もしかすると
一生届かないかもしれないけど、
世にはこんな素敵な方がいるのですね。
自分の気持ちや様子を
傍から見る感覚を持つことが
素早く理想の自分になるコツです。
理想の自分の姿が
目の前の相手の中にあるときは、
その相手から真似できることをただ真似する。
一瞬で思考が変わり、
たくさんのブロックが外れます。
カルティエの色々なモデルタイプを見せてくださいましたが、
タンクが、心に決めていたモデルでした。
タンクを試着させてもらいながら、
メゾンの歴史、
フランス女性のエレガンス、
メゾンの時計との今後の楽しみ方、
時計を選ぶ理由など..
お話を聞かせてもらったり、
お話をさせてもらったり。
どういう言葉を選ぶのか
どんな雰囲気で話すのか
その人らしさがコミュニケーションに表れると考えているのですが、
それを一番味わえるのが
その人がいつも使い慣れているであろう言語で
お互いが会話ができるとき。
外国語で一番叶えてみたいことを
胸に抱いておくことが
外国語の勉強におすすめです♡
お店に入る前に心に描いていたモデルは
全く似合わず、
一瞬で肌に馴染んだのは、
紳士が持ってきてくださったモデルの、
Panthere(パンテール)。
柔らかくしっとりと肌になじむ感覚でした。
何かのタイミングや記念に、
「母から娘に、
大切なジュエリーやバッグを譲る」
という話を、時々耳にしますが、
そういうのに密かに憧れているんです。
「今、一番したいことは?」
と聞かれて、口に出たのが、
カルティエに行くことでした。
佐藤ゆいさんとの最後のコンサルで出された宿題だったんです。
素敵な宿題に感謝の気持ちでいっぱいです☺
お店を出ると、
ハート型風船がヴァンドーム広場の上を飛んでいく
ロマンチックな光景に出会えました🎈
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