時間がない時ほど失ってはいけないもの

ある日、目が覚めたのが、朝8時15分。
普段なら、家には既に誰もいない時間。

窓を開け、長男を急いで起こす。

いつも通りの時間に起こされなかったことに不満をこぼしつつも、
すぐにいつもの機嫌にもどり、
リビングへ向かい、
飲み物をさっと飲んで、
自転車で学校へ向かう。

その息子の態度がとても誇らしい。

時間がない時ほど失ってはいけないのは
落ち着きと冷静さ。

地に深く足の着いた状態の自分を
何にかけても一番中心に置くこと。
腹を括ること。
覚悟を決めること。

自分を保てば、周囲がおのずと自分に適応する。

それをこの年齢でやりのける長男は、
私のはるか想像を超えて、
もう立派な大人だ。

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