だから何?
という話で今まであまり公にしたことがありませんが、
フランスの個人事業主(auto-entrepreneur)には
利益ではなく
『売上』に対して
税金がかかります。
会計手続きが簡素化してあるメリットはありますが、
その分、
経費の概念は無く、
そこから更に別の法人税(住民税のような税)や、
利益(売上-税金の差額)に対して所得税がかかります。
売上に対して、
ざっくり6割税金、
というイメージです。
売上は、税金と活動費にほとんど持っていかれるので
「私は何のために仕事をしているのだろう」
と、我に返る時が、時々あります。
それでも私は
会社員ではなく
独立の道を選びたいし、
続けたい。
そんなことを、
ポッドキャスト『経営中毒』 の、
「決算と納税」の話をSpotifyで聞きながら思いました。
独立の道を選ぶ理由の一つ目には、
時間的裁量があることです。
大切な人が必要な時に、
手を貸し、時間を貸せる身でありたい。
独立の道を選ぶ理由の二つ目には、
海外と日本のお互いの文化や生活の質を高めあえるような、
そこから次の世代(子どもたち)の代にも豊かさが続くような
実りを、お客様と作りたいと思っていること
があります。
その土地に根付くもの、
そこでしか手に入れられないもの、
その人にしかできないものを、
海外から日本へ、日本から海外へ広めたい。
そのような唯一無二のもの同士を掛け合わせて新しいものを作る
という選択肢もあり得ると思います。
ローカライズにおいて、
その土地の文化・慣習・風習と協力しながら展開するには
一方的なゴリ押しでは無理があることもあるからです。
有名なベンチャーキャピタリストの方が、
「日本の伝統産業を守る・広めるには、
最先端技術と組み合わせることも
選択肢の一つに入れる必要がある」
とおっしゃっているのを聞いたこともあります。
ビジョンに向かうためには、
所々に定めた、目に見える指標が必要です。
前に進めているか、
ビジョンに対して正しく進めているか、
を教えてくれるからです。
私の場合、
フランスではなく、日本に法人を建てることを、
夢への一つの指標にしています。
あなたの夢はどんな夢ですか?
指標を定めていますか?
コメント