自分の名前を好きになった運命的な出来事

今朝2年ぶりに、以前同じ職場で働いていた方と駅で偶然出会いました。

いつも笑顔でわかりやすく話してくれ、おしゃれで美人な、
一緒にいると気持ちがやさしくなれる素敵な女性で、
2年会わない間に女の子を出産したとのことでした。

偶然、またその方に会えて、出産のニュースにとても嬉しかったのですが、
さらに予想もしていない嬉しいことがありました。

「あなたにいつか会ったときに、あなたの名前を娘につけたことを言いたいと思っていたの」

私の名前のことを綺麗だと思っていたとのことで、
その生まれた娘さんに私の名前をつけたとのことでした。

私にはもったいないくらいの光栄な出来事に喜びの表現も十分に表せないまま、電車が来てしまいました。

私は自分の名前の由来を小さいころから親から何度か聞いていて、その話を聞くたびに嬉しいなとは感じていたのですが、
それでもあまり自分の名前を好きになれませんでした。
珍しい名前なことに加えて、名前の見た目も心地よくありませんでした。

でもこの出来事があって、自分の名前を好きではなかった自分がとても恥ずかしくなり、
この名前を授けてくれた親に感謝が沸いてきました。

彼女の女の子に恥を欠かせないような生き方をしなくちゃ、と心に思った一日でした。


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