理想を決めて歩き続けるから叶う~趣味としての登山《扇ノ山》

2022年から、
友人たちの影響で
山登りを楽しんでいます。

フランスの首都圏は平野。
起伏がほとんどないため
山登りがもたらしてくれる
景色や達成感、自然の美しさが
恋しくなります。

地元鳥取には
色々な山や滝があって、
海も直ぐに行けて、
恵まれている場所だったことを
地元を離れてみて実感しています。

登山中と、英語学習には
目標を決め、
通過点を目印に、
前に進むという点で
共通点があるように思います。

また、山登りでは、登頂時にしっかりとした達成感を味わえます。
仕事・ビジネスでは、必ずしも達成感を得られることばかりではありません。
時間やエネルギー、金額などの投資に対して、
リターンがすぐ得られないことがしばしばあります。

経営者の方々の中には、トライアスロンをされる方が多いと聞きます。
元上司もトライアスロンをされる方でした。
自分のコントロールだけではどうにもならない状況が続く時や
自分自身を投下したはずなのに成果感を得づらい時に、
状況を俯瞰する意味で、
一時的・物理的に離れること、
別の形で達成感を味わうことは
長い目で考えた時に、
健全な働きかけだと感じます。

扇ノ山(おうぎのせん)
標高1310 m.
姫路コース
に登りました。

清流をまたぐ小岩の道や
多分こっち…のはず、と
うっすらわかる道なき道を
進んでいくのが新鮮でした。

扇ノ山 おうぎのせん 鳥取 フランス在住 コーチ

頂上に近づくにつれて
何箇所かに階段があるものの、

急斜、
砂利、
階段の横木の侵食が進んでいて、

おもしろいですが、
神経を使います。

姫路コース入口地点で
既に標高900m。

1/10から始まる指標が
進むモチベーションでした。

 
まだまだ と思うか、
ここまでできた と思うか。

英語学習の目標設定ととても似ていて

“ほんとにできるか”レベルの大きな目標は
“これならできる”レベルに小さく分解し、
ひとつひとつ終えていくこと


が前に進み続けるコツです。

7/10以降は、
10歩歩いては休憩、
10歩歩いてはまた休憩、
の繰り返しでした。
歩数をカウントすることに集中して前進。

最後の最後に必要なのは
出来ると信じる気持ちだけ

なのかもしれないなと思います。

山頂で出会った82歳の
ベテラン登山家によると、

⛰姫路コースは一番険しい

⛰河合谷コースは緩やかで、原生林が美しい

のだそう。
 
 
 
若い頃からよくここを
登山されているのだそうで、

昨日も登ったばかり、と。

82歳には見えない
たくましい体つきでした。

扇ノ山(おうぎのせん)
標高1310 m.
姫路コース
2023年8月5日

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