この本をたちあげた清水克衛さん
本に対して熱意と勉強心にあふれる清水さんのような書店員さんがいたら、
私の読書量も読書への興味ももっと違っていたかもしれない。
清水さんが経営する書店「読書のすすめ」には、次回帰国の際、立ち寄りたいと思ってます。
「読書のすすめ」のホームページはこちら。
この本はユダヤ人大富豪の本田健さん、七田式の七田眞さん、夢地図の望月俊孝さん、マルカンの斉藤一人さん、などの共著です。なぜ読書が大切か、どういう読書をすればいいかなどを各人が書かれています。
本田健さんの好きな文章
本田健さんは、谷崎潤一郎さんの文章が大好きで、文章を30回以上も噛んで、これ以上もうゆっくり噛めないというぐらい味わうそうです。小学校のときに読んだ気がするくらいなので、機会を作って、谷崎潤一郎さんの本を読んでみたくなりました。
本田健さんの読書量
本田健さんは1日50冊も本を読まれるそうで、本を購入するときはダンボール何箱にもなってしまうそうです。事務所をいくつかお持ちですが、どの事務所の本棚も満杯なんだそうです。ご自宅にはテレビが無く、夕食後は娘さんと奥さんと3人で、音楽を聴きながら読書するのが至福のときと書いておられました。テレビは引っ越すときに、奥さんと相談して処分することに決め、テレビがない生活は読書時間を作ってくれることになったといいます。
本田健さんの書く本
本田さんは人が好きなことをして幸せに暮らせるよう社会を夢にされていて、何年たってもどの国で読まれても読んでもらえる本づくりをされています。本田さんの代表作が「ユダヤ人大富豪の教え」ですね。本田さんの書いた本の7冊目がこの本なんだそうです。私はこの本が大好きで、知人にも薦めました。知人もその本を彼女のホームページ上でも紹介してくれ、うれしかったです。
望月俊孝さんの夢をかなえる読書法
7つ挙げられていますが、その1つが、アウトプット前提で読むです。前提にして読むとインプットも容易にできるとおっしゃっています。
またもう1つ大事な方法は、読書で思考パターンを変えるです。人は1日に187,000回もの考えや思いが頭の中を通り過ぎるという説があるそうです。そして、とても怖い話なのですが、人間は生まれてから20歳になるまでの間に、普通の家庭で148,000回の否定的、消極的、悲観的、破壊的、なメッセージをシャワーのように浴びているんだそうです。1日平均すると20回くらいその種の言葉を浴びています。周囲の人から、また、テレビやラジオなどからです。自分自身の言葉や思考の習慣にもなりかねない数だと思うととても恐ろしいです。論理療法で有名なアルバート・エリス博士は、私たちは自分自身について300~500の誤った考え方を持っているといいます。以上のことを変えていくのに、私たちが師と仰げる人やモデルとする人の本を繰り返し読み、肯定的・積極的な言葉を吸収し、思いの方向を変えていく必要性を感じました。
「役にも立たないテレビ番組や新聞記事で頭をいっぱいにするほうが、栄養にならない食べ物を体に詰め込むより、ずっと危険なことなのだ」(ジャック・キャンフィールド&マーク・ビクター・ハンセン)
斉藤一人さんの「的をしぼって読みましょう」
必ず自分の仕事に関係のある本をじ~っと読むこと。まず自分に必要なものに興味を持つ。そうじゃないと役に立たないから。まず本を読む前に、何の本が役に立つかを考える。役に立ちそうな本屋のコーナーに行く。
自分の好きなことと自分の必要なことがぴったり一致している人は、好きなことやりながら出世しちゃうんだよ。本だけじゃなく、なんでもそういうことで、自分が必要なものの方に行っているか。西に行けば成功しているのに、東に歩いて言っちゃってるようなもんだよ。
この本を読んで各人にいくつか共通点が有りました。
①速読を身に着けている。
フォトリーディングを2人が身につけられていました。
②伝記を読み、モデルとなる人がいる。
ドイツの学者オスワルトは、伝記となる偉人には、1、プラス思考で、2、読書家であるという共通点があることを発見したそうです。
座右の書ってありますか?
私が今のところ思い当たるのは、ユダヤ人大富豪の教えです。
読書を続けながらもっと探してみます。
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