フランスの就職に関するの私の勝手考。
人的ネットワーク、いわゆるコネ、はフランスでは非常に重要で、
これは出世の話になりますが、組織の上層部に知り合いが居れば居るほど出世率が高い、
極端に言えば、出世できるかできないかは上層部と仲の良さに関わる、といわれるほどです。
フランスではグランゼコール出身者は重要視されます。
ソシエテジェネラルの事件で、高学歴重視の社会に疑問の声が上がったようですが、
高学歴重視の風潮に変化が現われることを期待できるのは、
まだまだ先の話になるのではないでしょうか。
ビジネス関係ならHECでしょう。バックはフランス商工会議所です。
世界MBAランクではHECよりも上位に入るINSEADは、
フランス国内でのインパクトはHECほどではない印象があります。
実際、例えばマーケティングポジションにおいて大手企業が求める人材の卒業希望校として頻繁に名前が挙がるのはHECです。INSEADの国際性と卒業生の就職国を考えると、INSEADブランドがフランスにまだまだ浸透の予知があるのは当然のことかもしれません。
コメント